1≫ 中国でいったい何をしますか

 

中国進出といっても色々な方法があります。たとえば物の販売に関して言えば

 

・日本の商社と協力し、その商社が中国に輸送して卸売り

・中国にある商社(日系、ローカル系)や小売り店(代理店)に販売

・中国に店舗(営業拠点)を出してユーザーに直接販売

・淘宝网(タオバオ)の様なネットショップでの販売

 

等様々な方法があります。さらに深く考えると

 

・対象となる顧客は日本人(日本企業)なのか、中国人(中国企業)なのか

・中国人(中国企業)でも富裕層のお金持ち(大手企業)を対象とするのか、ボリュームゾーンと呼ばれる

 現在増加し続ける中流階級(中小企業)を狙うのか

 

など国籍や収入だけを対象に考えても日本の市場より複雑です。彼らの収入差は日本の様に数倍程度ではありません。10倍〜100倍、またはそれ以上あります。

 

また中国での販売ではなく、中国から物を仕入れたい場合

 

・中国の卸売市場に行き仕入れる

・中国のメーカーに訪問し仕入れる

・中国にある商社(日系、ローカル系)に依頼し、商品検索、売買契約、検品、輸出までを代行してもらう

・淘宝网、アリババなどのネットで仕入れる

 

などがあります。何をするために中国に進出するのか。当り前ではありますが基本の課題です。

 

しかし自社の商品が中国で売れるのか、もしくは中国で仕入れる事が出来るのか等分からない事が沢山あると思います。

 

その場合、実際に中国に来て観察する事が大事だと思います。

 

食材を扱う企業であれば現地のスーパーマーケットを、レストラン経営の方であれば現地のレストランを、工場運営をされているならば現地の工場を訪問してみる。

 

また関連業界の展示会を訪れ、現地企業の商品やサービスレベル、価格等を調査する事が具体的に中国進出をするための大きな判断材料となるはずです。

 

※弊社では深セン及び香港で行われる展示会へのアテンドや各種卸売市場へのアテンド、また中国企業の工場見学や中国に進出した中小企業の会社見学など多くのチャンスを準備して、御社の中国ビジネスの第一歩をサポート致します。